桜八番のお好み焼き

2019/07/10 ブログ
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お好み焼きには大きく分けて2つのタイプがあります。ご存じ広島風と関西風です。広島風は、薄く生地をクレープ状にひき、キャベツ(主に千切り)を乗せ、上からまた生地をかけてひっくり返します。仕上がりにはお好み焼きを押さえつけるところが多いように思います。また多くは焼きそばの麺を合わせています(関西ではモダン焼きと言う)。一方関西風生地とキャベツを混ぜ合わせて焼くのが特徴です。広島風と違って、関西風の生地は繋ぎ程度のものからパンケーキ風のものまで様々で、食感にそれぞれの店の特徴を打ち出しています。

当店、桜八番のお好み焼きはもちろん関西風で、生地の特徴はふんわりとしたパンケーキの様な食感をお楽しみいただけます。当然食感だけに重点を置いているわけではなく、下味として天然だしからこだわり、厳選した調味料によって、ソースなしでも美味しく召し上がっていただけるよう工夫しています。山芋もたっぷりと使っています。基本的に山芋は、生地に粘りを持たせることで、パサパサ感をなくし、また焼き上がりに際してよりふっくら感を持たせてくれるため、関西風にはかかせない食材です。ただ、これらの材料を合わせただけではフワフワの食感は得られません。水分と小麦粉、山芋などの配分に際した最適解を導き出し、生地に十分な空気を含ませる熟練の技術が必要です。さらにキャベツと生地と玉子を合わせ、フワフワ食感を出すために必要な熱を加えます。鉄板の温度が低いと空気が膨張せずフワフワになりません。かといって高すぎると表面だけ焦げて中は火が通りません。この絶妙な温度を経験によって加減して焼き上げています。

ただ生地がフワフワしているだけならキャベツ入りのパンケーキと同義になってしまいます。お好み焼きはキャベツが命と言っても過言ではありません。生地の特徴を最大限生かせるキャベツの切り方にも工夫しております。生地の膨張を妨げず、かつキャベツの食感も損なわないように、キャベツの固い部分は粗みじん切りにし、柔らかい部分は千切りにして合わせています。こうした創意工夫を凝らして焼き上げたお好み焼きに当店独自の特性ソースをかけ、あとは好みでマヨネーズ、青のり、かつおなどで化粧を施せば、大阪名物桜八番のお好み焼きが完成となります。

アツアツのお好み焼きをテコで切り、ハフハフさせながら口に入れると、フワフワした食感と絶妙なキャベツの歯ごたえ、鼻に抜けるソースの香りと舌を刺激するスパイス、そして天然だしの旨味が口の中で溢れます。

お好み焼きは栄養価も高く、ご家族、友人、同僚、恋人、旅行者とあらゆるお客様のニーズに応えることができ、なおかつお財布にも優しい万能な食べ物です。更には、桜八番はJリーグをはじめとするサッカーファンの集まるお店としても評価をいただいております。地元セレッソ大阪のサポーターはもちろん、アウェイ戦として各地方からヤンマースタジアム長居に駆け付けられた各サポーターのみなさんにも、サッカー観戦をより盛り上げるためのコンテンツとして、大阪名物桜八番のお好み焼きをぜひ召し上がってください。